いつのまにこんな時間に・・・。
「わりぃ!今から家出るから。
梨亜、ひとりじゃねぇよな?」
女だし、一応心配だ。
「うん!美月と海斗きてるよ♪」
「わかった。んじゃ。」
俺はケータイをポケットに入れて
家を出た。「「チャラリララン」」
また電話かよ。
《 着信: なな 》
あっ。忘れてた。
「はい。」
「もぉ!繋がんないからぁ。」
「わりぃ。」
「ねぇ、光輝。聞いていい?」
「なんだよ。はやくしてくんね?」
公園つく前に終わらせないと。
「冷た。あのさぁ、ななのこと好き?」
はぁ。またかよ。
「好きじゃねぇよ。」
「だよね。付き合ってるのもう,,,辛い。」
「うん。」
「・・・別れよ?グスッ」
泣かれても・・・。
「うん、わかった。」
「今までありがとう。じゃあね。」
やっとななと終わることができた。
それと同時にサクラ公園についた。