「あ、どうも」 ってっっ! 矢野さん!? 前は、思い切ってさん、ちゃんづけしなかったけど やっぱ無理かも。 でも多重人格だとは思われたくないし。 「紗枝、まさか14番?」 「うんっ、あはは、14番ひいちゃった・・・」 会話は薄れていった。 「あっのさ!」 先に沈黙を破ったのは紗枝だった。 「あっ、あのさっ、悠って呼んでもいい・・・?」