あたしは天井を見上げながら

付き合いたての頃を思い出していた






―――…




あたしは夜、1人で会社から

家に向かって歩いていた




その日も

亮太郎にドタキャンされた後だった




「ばか、亮太郎なんか…」




そう呟いてたのを覚えてる




その時

後ろからつけられる気配を感じた