背中に口付け 短編











「今頃何してんの、ばか……」




あたしは泡風呂につかりながら

ひざを立ててそこに顔を埋めた




寂しいよ、亮太郎

少しはあたしの事も考えてよ







――ガラガラッ



「!!?」



突然お風呂場のドアが開いた



な、ななな、何…?

だれ…?