蘭蝶Ⅳ

「お前らうるせぇぞ」


そう言って、二人の前にある人が現れた


「「瑠季さん……」」


瑠季「さっきから聞いてればなんだ?

二人とも取り乱しすぎだ。

あれはお前ら二人だけの問題じゃねぇだろ。

一番は桜の問題だ。

思い出して平気か、平気じゃないか。

思い出したいか、思い出したくないか。

それは桜が決めることだろ。

お前らが決めることじゃねぇ。

桜が心配なのは分かるが、もっと冷静になれ。

それに―-―-―



今の話し、桜と蓮に聞かれてんぞ」


最後の言葉は、少し困ったような言い方だった



空「え……」

総「嘘だろ…?」

瑠季「普段ならそんなミスしないだろうけど…

二人ともそれだけ焦ってて平常心にかけてるんだ」


瑠季さんの言葉に二人とも黙る