蘭蝶Ⅳ

総「親父たちに連絡なら俺たちがしといた」

桜「え、したの!?」


できれば、する気なかったんだけどなあ…

今海外だし

海外にいるときにわざわざ心配するようなこと言ってもな

って思ってたし


空「桜が連絡する気なにのなんてバレバレなんだよ。

だから來さんたちだって連絡保留にしてたんだろ?」


その言葉に2人が頷く


桜「2人だってそう考えてたんだから尚更連絡しなくても…!」

蓮「だから言っただろ?もっと周りを頼ってもいいって」


あたしの言葉に続けるように蓮が言う


蓮「さっきも言っただろ?

別に両親なんだからこういうとき頼っていいんだ。

心配かけるとか気ぃ使わなくていーんだよ」

瑠季「そうだそうだー!

別に俺たちにだって気ぃ使う必要ねぇし。

俺たちがそうしたいからしてるだけだ」


空「そーいうこと!お袋も、

『桜はもっと周りに頼ってほしいわ』

って電話で言ってたぞ?」


桜「…そっか」


きっと、心配かけるから、とかそういうふうに考えるなってことでしょ?


楓「じゃあ約束!」


そう言って楓が小指を差し出してくる