蘭蝶Ⅳ

桜「ごめんね?

今授業中だし、寮でサボってる人はいないと思うから」

優里「…うん」


ちょっと戸惑ったみたいだけど、決心したように頷いた優里

きっと、前に進むと決めたからこの状態にも逃げないと思ったんだろう

寮は予想通り人の気配がほとんどしない


優里「ここ?」

桜「うん」


部屋の前につき、ドアを開ける

すると――――



「桜ちゃーん!!」


という声とこっちに突っ込んでくる人影


桜「楓…危ないでしょ!」

楓「えへへ。ごめんごめん。

それより大丈夫?

…って…え……」


あたしのすぐ後ろにいる優里を見て、驚いた顔をする

それはもちろん優里も同じ


陸「おーい。早く入ってこいよ?」


そこへ、陸がやってきた


陸「…桜?」

桜「とりあえず、中入ろ?」


固まってるみんなを部屋に入るよう促す

と言っても陸は固まってないけど