蘭蝶Ⅳ

桜「優里、授業は?」

優里「自習だから終わる直前で抜け出してきたの。

というか大丈夫なの?

二回も倒れるし、なかなか目が覚めないし…」

桜「ごめんね。もう大丈夫」


優里はあたしが倒れるとこ2回も見てるし、かなり心配かけちゃったな


桜「…あれ?そういえばなんで蓮がいるの?

蓮「今更だな」

桜「忘れてたんですー。

で、何でいるの?」


確か、あたしが2回目倒れるときちょうど来てたし…

頭に疑問マークを浮かべていると、溜息をついて蓮が説明しはじめる


蓮「まず、理事長さんから來さんに連絡が行くだろ。

で、俺は來さんに呼び出されて

『迎えに行ってくれないか。

帰るときは家じゃなくて寮につれて来い』

って言われたんだよ。

だから来たわけ」

桜「…なるほど」


でも、何で寮?

そう口に出そうとしたとき


優里「あのう…」


優里が遠慮がちに口を開いた