蘭蝶Ⅳ

直人「沙希?どーしたんだよ?」

桜「…アハハ。ごめん、なんでもない」

直人「?そうか?」


みんなの後をついていきながらも、視線は一か所に釘付けだ

まず、何でこの場にいるのかが分からない

しかも、一人がいれば全員いる確率が高いわけで…


桜「…隠れてんのバレバレだし」

椿「なにか言った?」

桜「いや、何も?」


今だに椿との会話は毎回ドキドキする

…って今はそんなこと言ってる場合じゃないんだよ!

さっき目があったら、慌てて隠れてるし

どうするかな…


風汰「…い。おい!」

桜「いった!!」

風汰「何さっきからボケっとしてんだよ」

桜「だからってでこピンする必要ないでしょ!?」

風汰「ボケっとしてる方が悪いんだろ」

優里「もう、風汰!」

椿「ほっとけばいいじゃない。」

直人「椿は相変わらずだなー」

椿「そう?」

風汰「優里、てめぇ叩くんじゃねぇよ!」

優里「沙希の変わりに仕返ししただけですけど?」

風汰「てめぇ…!」


優里と風汰の喧嘩が始まるときだった