蘭蝶Ⅳ

よしっ!

うだうだ考えてもしょうがないし

千夏の言うとおり、深く考えずに椿に接してみよっかな

このままじゃ、ずっと挙動不審のままだし


気持ちを切り替えて、屋上へ戻る


優里「あ、沙希ちゃん」

桜「ごめんね。先食べててもよかったのに」

優里「ううん。ほら、早く食べよ?」


相澤さんはあたしが戻るのを待っててくれたみたい

椿ともう一人はもともと食べてたから、二人で遅れて食べ始める


優里「じゃあ、とりあえず自己紹介しよっか。

じゃあ二人からやって?」

椿「牧園椿。2-D。

とりあえずよろしく」

風汰「チッ…三原風汰。2-A

俺はお前と仲良くするつもりねぇ」

優里「ちょっと二人とも…。

ごめんね。この2人はいつもこんな感じだから気にしないで?」

桜「ううん。大丈夫。

さっき相澤さんが言ったけど、あたしは安斎沙希。

2-C。よろしくね」


正直、今も動揺せずに話すだけで精いっぱいだけど