蘭蝶Ⅳ

千夏『そっちの様子はどう?』

桜「んー…さっそくピンチ?」

千夏『え、もうピンチ!?』


千夏の驚きの声が携帯から聞こえてくる


桜「実は今…」


千夏に今の状況を説明すると


千夏『タイミング早すぎでしょ…

でも、椿と関わる理由が簡単にできたのはプラスじゃない?』

桜「うん。

でもまさかしょっぱなからはね…」

千夏『桜なら大丈夫だって。

落ち着いて接しな?

いつもの桜でいいから。

椿のこと、妹とかそういうの考えずにさ。

ただ、友達になるつもりで接したら楽じゃない?』

桜「…そうだね。深く考えずに接してみる。

ありがとう!」

千夏『いえいえ。

それじゃ、屋上戻りなよ?

何かあったら電話して!』


千夏との電話を切り、ホッと一息つく

深く考えずに…か