蘭蝶Ⅳ

転校生だからこうなることは予想してたけど

ここに椿はいないって分かってるから、そこまで気にはならないけど


「…ん…ざい…さ…安斎さん?」

「はいっ!?」


気付いたらHRも終わってたみたいで、前の子が振り向いてこっちを見てる


「もう、先生の話終わってるよ?」

桜「あはは…ぼうっとしてて…」


ヤバイヤバイ

今までの癖がつい出てしまった


「あたし、相澤優里‐アイザワユウリ-。

よろしくね?」

桜「あたしは安斎沙希。

よろしく」

優里「沙希ちゃんね」


相澤さんがニッコリ笑う

なんか、吉岡先生みたい

雰囲気がおっとりふわふわしてる


優里「分からないことがあったら何でも聞いて?

あ、後で学校案内するね~」

桜「うん。ありがとう」


なんて相澤さんと話してると