蘭蝶Ⅳ

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「あの子…

でも、違うわよね。

ありえないわ。

何バカなこと考えてるのかしら」


もう何年も会ってない

“桜”に似てるなんて―――――


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バタン

扉が閉まると同時に、力が抜ける


蓮「大丈夫か?」

桜「う、ん……」


いきなりのことで、衝撃が大きすぎた


桜「あれが、椿…」


あたしの双子の妹

一体、話したのは何年ぶりなんだろう

心臓が、すごいバクバクしてる


桜「話したの、久しぶり…」


でも、それと同時に

自分の中に椿の記憶が全くないのが、悲しくて

悔しかった