蘭蝶Ⅳ

桜「お母さん、心配しないで。

大丈夫だから。

なんかね…今、自分でもびっくりするくらい冷静なの。

多分、記憶がないからなんだろうけど。

だから、昔みたいにはならないから

大丈夫だよ」


今日、これで何回大丈夫だよ

って言ったんだろう

ふと、そう頭によぎった


母「そう。ならいいんだけど…」

桜「じゃあ、もうそろそろ帰ろうかな」


これ以上家にいてもお母さんたちを心配させるだけだし

それだったら、寮に帰った方がいいだろう


空「んじゃ、俺たちも帰るか」

総「そうだな」


二人も帰るというので、皆で玄関へ行く


父「何かあったら電話しろ。」

桜「うん…ありがと」

母「蓮君、桜をよろしくね」

蓮「はい」


お父さんたちと玄関で別れ

そのまま車に乗り、寮へ向かった