蘭蝶Ⅳ

そう思った瞬間だった


「見つけだぞ」


俺たち3人の前にスーツを着た男が現れた

それも二人


「高城椿ちゃんだよね?

お母さんが心配してるから帰ろうね?」

椿「嫌ッ…!!」


一人は椿に優しく、でも有無を言わせないオーラを出して椿の手をつかんだ


蓮「椿!!」


前のお母さんが椿を連れ戻そうとしてる

まさか、今ここでこうなるとは思いもしなかった


蓮「放せよ!!」

「うるせぇぞ糞ガキ!」


そう言ってもう一人の男がナイフをこっちに向けた


「大人しくしてねぇぞどうなるか分かってんだろうな?

あ?」


蓮「うるせぇ!」


俺は、自分でもバカだと思う

でも、気付いたら体が動いてた

なりふり構わず椿のもとへ走り出す


椿「蓮…!危ない…!!」


でも、俺は子供だ

大人に敵うはずがない