蘭蝶Ⅳ

それから

俺たちが公園で遊んでると桜たちに会うようになった

最初はお互い意識してただけだった

でも、子供というものは打ち解けるのが早い

俺たちと桜たちはすぐ仲良くなった

そして仲良くなるうちに桜たちの親のことを知った



そんなある日


蓮「あ、さくら!よっ!」

桜「うん…」

蓮「あれ?椿は?」


その日は珍しいことに椿がいなかった


桜「…寝てる」

蓮「そっか。どうかしたのか?

今日暗いぞ?」


あえて椿のことを深く聞かずに尋ねる

本当に今日の桜は様子が変だ

元気もないし、暗い


蓮「何か西條家の人に迷惑かけたの?」


桜と椿は、西條家に遠慮していた

というより、嫌われないようにと必死になってた

それを二人から聞いていたから、そこかなと思い聞く