蘭蝶Ⅳ

困ったわね…

と頭を悩ませていると


プルルルル プルルルル


と電話が鳴った


蘭「あたし出てくる」

沙羅「うん、ありがとう」


蘭が電話を取りに出ていってから少したつと


蘭「お母さん」

沙羅「なぁに?」

蘭「電話、お父さんから。

お母さんに代わってだって」

沙羅「分かったわ。

ちょっと桜のことお願いね」


抱っこしていた桜を下ろして電話のとこへ行く


沙羅「もしもし?」

樹「沙羅か?」

沙羅「えぇ。どうかしたの?」


“どうかしたの?”なんて言う前に何かがあったのは明確だ

そして、今の状況からして――――


きっと、あたしの感は当たっているだろう

本当は外れてほしいのだけど