邪魔な物がなくなった、秘部に彼の指が触れる。思わずぴくんと、反応してしまった。

「気持ちいい?」
英二は悪戯に聞いてくる。
そして、妖しく笑いながら敏感な突起に触れた。

「・・・んっ、ふぁっ・・・」
擦られたり、弾かれたりして全身に電流が走ったように快感が広がる。 そして、彼の指は蜜部へと滑っていった。

「妃咲、すげぇ濡れてるな」
耳元で囁かれて、途端に恥ずかしくなった。でも、彼の愛撫は止まるはずもなく
蜜部に指が入っていく。
指を動かされる度に、いやらしく響く水音と私の喘ぎ声とで車中はいっぱいになった。そして、徐々に彼の顔が私の秘部に近づく。興奮せずにはいられなかった・・・英二の舌が私の愛液を舐め上げる。

「やっ、ぁんっ・・・はぁっ」
また、蜜部へ舌を入れてくる彼には喘ぎ声でしか反応できなくなっていた。
もう、全身で疼きを感じていた。

「英二・・・」
私の声を聞いて、彼は履いていたデニムを脱いだ。英二も限界だったみたい。

「挿れていい?」
狭い車中で私を気遣い聞いてくる。

「うん・・・」
もう、私も英二が欲しくて堪らなかった。まだ、入っていないのに蜜部に充てがわれただけで尚興奮した。暗い車中で確認するようにゆっくりと彼が入ってくる。

「あっ・・・」
奥まで入ると、全身に英二の体温が伝うようだった。大好きな英二との初めての行為に私は快感と感動で心がいっぱいになった。彼も同じ気持ちだったようで

「妃咲の中、気持ちいい。大好きだよ」
と、頭を撫でてくれた。

「私も大好き」
私のこの返事を合図にどんどん英二のスピードが上がり、頭の中は快感と英二でいっぱいになる。 もう、ずっと英二を感じていたかった。まぁ、それはもちろん叶うはずもなく

「イキそう・・・」
と、言う彼に全てを委ねる。
最後の激しさの余韻を残して彼は果てた。私は幸せで胸がいっぱいになった。