いつ復帰できるか分からず、9月に突入した。英二は毎日、体調はどうか?とメールをくれる。体調は悪いのに英二のことが恋しくて仕方なかった。
もう、逢いたくて逢いたくてたまらなかった。英二も逢いたいと言ってくれていた。でも、実家暮らしの私は仕事を休んでいるのに遊びに出るのにはさすがに気が引けて・・・こっそり、皆が寝静まった夜中に逢おうと言うことになった。
こんなスリルな体験、後にも先にもこれだけだった。

「着いたよ。」

と、英二からのメール。はやる気持ちを抑えながら家を抜け出した。

「お待たせ」
もう、バレてないかドキドキだった。
体調の悪さなんて英二の顔を見たら
吹き飛んだ。
そして、私達はひとけの無い公園の駐車場に向かった。
車のエンジンをきると、街灯のない駐車場だったから真っ暗で・・・実はまだ英二とはしたことがなかったから意識しまくりの私はどうしていいか言葉が出ずにいた。英二は私の気持ちを察してか・・・

「とりあえず、後ろ行く?」
と聞いてくる。迷わず同調した。
もう、何か悶々としてた。←痴女かw

どちらからともなく、手を握りキス。
何週間かぶりの英二とのキスは、興奮して止まらなかった。
舌を吸われては吸って、絡み合いどんどん激しさを増す。

「んっ・・・」
英二も興奮していて私は息ができない程だった。でも、もっと英二を感じたい。

「英二・・・」
彼が着ていたTシャツの胸部分を掴みながら、深く深く溶け合う私達。
彼が触れるか触れないかの微妙なタッチで、耳を撫でる。耳が弱い私はピクンと
反応してしまった。恥ずかしいけど気持ち良くて、されるがままだった。
そんな私を見て今度は耳に舌を這わせる。耳朶を吸ったり、穴に舌を入れてきたり唾液のぴちゃぴちゃする音に敏感になって私はもう我慢できなかった。

「やぁっ・・・あんっ」
自然と声が出てしまう。それを英二は面白がっているようだった。