(心Side)


気を失っていたんだった…


今は12時か

そろそろお昼だよね…


みんなが廊下に出るまえに学校出なきゃ



ガラガラッ


少し廊下を歩いていると


足音が聞こえた


ヤバイっとおもって隠れた


すると朔が通った



私は逃げるようにその場を離れようと



走ろうとしたらなんと転けた…



うん…朔に気づかれないわけがない



朔は私に寄って来て



抱きしめた



「私…汚いよ」


「何でそうおもうんだよ…」


私は今までの出来事をすべて話した



「あのさ…

俺心のことまだすきだから…

俺さ屋上で心が爽夜ってやつに

抱きついたの見てたんだ」


「あれはっ!爽夜のおじさんが


亡くなったから悲しかっただろうと


おもって……ごめんなさい」


「そうだったのか…俺もごめんな」


「私もまだ朔のこと好きだよ?」


「もう一回付き合ってくれる?

爽夜ってやつはちゃんと片付けてやる」


「うん…」