[頼side]
「高島くん、お疲れ。」
「末吉、応援、本当にありがとう。」
試合を終えた高島くんと並んで歩いている。
試合はもちろん、高島くんのチームの勝ち!
高島くんはフリーキックも見事に入れ、この試合の得点王だった。
勉強も出来てスポーツもできる・・・
そりゃあ、モテますよ。
「なぁ、パフェ食べに行かない?
運動たくさんしたら、すっげぇー甘いもん食べたくなった!」
高島くんは無邪気に笑う。
高島くんとパフェ・・・
「行きたいっ!!」
こんな幸せなことは無い。
ヴーヴー・・・
ポケットの携帯が震える。
なによ、こんな時に!!
メールは侑哉くんからだった。
メールを開くと、そこには、
傷だらけの秀太郎と竜くんの写真・・・
「っ・・・」
"頼、BRAINのアジトで待ってる。"
「侑哉くん・・・?」
「末吉?」
高島くんが心配そうに私の顔を覗き込む。
「・・・高島くん、ごめんっ!
パフェは今度っ、」
私は高島くんに謝り、走る。
