[秀太郎side]
「竜っ・・・」
指定された倉庫の重い扉を開けると、真ん中のほうへ傷だらけの竜が倒れている。
俺たちは竜のところへ走り寄る。
「竜っ、竜っ・・・
しっかりしろっ!!」
「っ・・・
馬鹿っ・・・早く逃げろ。
これは、罠だ。」
竜は力を振り絞ってそう言う。
「やーっと来た!
ACEのみなさんようこそー!」
物陰から、ACEのメンバーの何倍もの多さの人数が出てくる。
「くそっ・・・」
「あれあれ?
トップは?まさか来てないとか?
あちゃー、ビビって逃げちゃった?」
中心人物らしき男が、嘲笑いながら言う。
「ノブが出てくる幕じゃねーよ、こんなの。」
俺は拳を握りしめる。
「ふーん、まぁいい。
潰してやるよっ」
「簡単には潰れねぇよっ」
倉庫に、声が響きわたり、衝突が始まる。
