俺と海斗は、幼稚園から一緒で。
海斗はその頃から、いわゆる悪ガキで、イタズラしたり、年上泣かしたり・・・
一緒にいる俺まで、悪ガキにされていた。
小学三年生の時、家の近くのジムであったレスリングの試合を見に行き、俺も海斗もレスリングに心を打たれた。
"俺らも強くなりたい"
さっそくジムに通い始めた。
俺はもともと身長とか大きい方だったから力はあったし、
海斗もしょっちゅう喧嘩してたから、力もありあまっていた。
俺らは地区大会で一位、二位をとったり、
県の大会でも一位、二位をとっていて・・・
全国大会出場が決まり、それで一位、二位を取れさえすれば、俺らは二人そろってオリンピックに出れるとこまでいった。
それなのに、それなのに・・・
あの馬鹿は、喧嘩したんだ。
全国大会で俺の準決勝の相手を殴ったんだ。
理由は、肩がぶつかったから。
昔から短気なやつだとは思ってたが、そこまで馬鹿だとは思わなかった。
もちろん、海斗は失格。
そんな騒ぎを起こした奴と同じジムの俺までたたかれ、辞退するハメになった。
海斗はなにも言わずジムをやめ、CHESSのトップになっていた。
俺はヤケになっていて、ある日酔っ払って殴りかかってきたヤンキーと喧嘩した。
そこへノブがきて、
"お前強いな!!
そんな奴ら殴るなんてもったいない!"
なんて笑って。
"俺の仲間になんねぇーか?"
そう言って、気づくと強引にACEのメンバーにされていた。
