──顔をあげる──── 案の定、 悠也の顔には怒りが表れている。 「如月夢歌です。 今日は、会議でトレーナーが全員 出払っているので代わりで来ました。」 「は?意味わかんないから!出てく。」 やっぱり悠也は反論してくる。 「待って。あのさぁ、言ったよね? 一週間前、事務所で会った時にさ、 一週間後にはわかるよ、って。」