「全て、あんたら未来予報士のせいなのよ!」
マリは驚いた。自分と母以外に未来予報士がいることを知らなかったからだ。
「初め は、いたのよ。三歳まではね。
四歳の誕生日の日。母は出て行った。
父は悲しんだ。理由も告げづに、バースデーケーキとさようならというメモを置いてね。
でも、わたしはなぜ出て行ったのか、しっていた。母が出て行く前夜のことよ。
寝付けずに夜中、リビングに行こうとおもったら、話し声が聞こえたの。父ではない、男の声だった。母の声も聞こえた
わ。
男は、言っていた。
<僕には、未来が見えるんだ。君と僕が幸せに暮らしている未来が。>
ってね。
そんな未来予報士がたぶらかしたから、
わたしの母親は消えたのよ!
みんな未来予報士のせいよ!」



