私が3年になって、団長をすることになった時。
あの時も、私を助けてくれた。
自信がなくて、折れそうになった私に、
「幸望ならできる」って、
頭を撫でてくれたよね。
みっくんの大きくてあたたかいその手は
いつも私の心を落ち着かせてくれる。
優しく包み込んでくれる、その手にもまた、
何度も救われました。
いつも笑顔で、
周りの人にすごく優しくて、
ピンチの時はいつも助けてくれて、
辛い時は一緒に抱え込んでくれて、
嬉しい時は一緒に分かち合ってくれて、
どんな時でも私の味方のみっくん。
泣かない。って決めたのに、
どうしても涙が流れてきそうになる。
みっくん。
みっくん。
みっくん。
怖いよね。
アメリカに行くの、怖いよね。
移植手術受けるの、怖いよね。
あの日、みっくんに「心臓移植受けて」って言ったこと、
本当に良かったのか、今でも悩んでる。
みっくんが怖いなら、無理に勧めないほうが良かったのかなって思う。
…でもね、みっくん。
私をはじめ、亮くんも、奏ちゃんも、翔も、
みっくんに生きて欲しいの。
みっくんに生きて、また一緒にバンドしてほしいんだよ?
死ぬかもしれないその手術を受ける怖さは、
私たちには分からないかもしれない。
でも、その不安や苦しみは、
全部全部私たちに吐き出して?
一緒に頑張ろう?
頑張って、生きて帰ってきて。
みっくんが生きている。
それがあれば、もう、何もいらない。
たとえ記憶転移したとしても、
みっくんは、みっくんだから。
…神様、お願いします。
どうか、みっくんを守ってください。
どうか、みっくんを、生きて私たちの前に連れてきてください。

