え、嘘……… 心配してくれてたの…? 「んなわけねーだろ! 母さん変なこと言うな。」 そう言ってハンバーグをほおばる翔輝。 ちらっと横顔を見ると。 「…真っ赤。」 「なっ!てめー!!」 あ、思わず口に出しちゃった。 だって、本当、それくらい赤いんだもん…… 心配、してくれてたんだ。