「わざわざ迎えに行ってやったのに、 礼もなしかよ」 翔輝はそう言って、ドンドンと足音をたてながら自分の部屋へ行った。 …怒らせちゃった。 私、いつも翔輝を怒らせてる気がする。 帰るのが遅かったときとか、内緒でバイトしてたときとか、 寝坊したときとか、告白されたときとか、 …数えだしたらきりがないくらい、いっぱいある。