私たちの演奏が終わった後は、


いよいよ結果発表。


生徒会の人が話している間、私は胸の前で両手をくむ。


隣にいる副団長のハルも、衣装長の智ちゃんも、


フィールド長の岸本くんも、同じようにしていた。


チラッと後ろを見ると、黒団みんなが両手をくんでいる。


みんなが同じ気持ちでいてくれてることが、


とても嬉しい。


思わず微笑むと、


「幸望、何1人で笑ってるの?」


と、ハルに怪訝な顔をされた。


「…笑ってないよ?」


「いや、笑ってた」


「ハルの気のせいだって」


「いや、気のせいじゃない」


そんな言い合いをしていると、


岸本くんが私とハルの間に立った。


「はい、ストップ~

 団長と副団長が言い合いしてたら

 駄目だろ」


「ごめん…」


「もうすぐ発表なんだから、

 願って待ってようぜ?」


「…うん!」