隣にいる赤団団長の柳崎くんが、私の方を見る。
「ちゃんと出来たじゃん」
ニカっと笑ってそう言う柳崎くん。
「まあね♪」
私もマネしてニカっと笑う。
「団長ーーー!!!」
全員の紹介が終わり、司会の人がそう言った。
その声で、私たちは一斉に前を向く。
「今日から4日間、俺たちと一緒に楽しもうぜ!!」
青団団長の藤塚くんがマイクで叫ぶ。
「せーの!」
私の合図で、
「「「「「「「学祭、スタート!!!」」」」」」」
と、団長全員で叫ぶと、体育館中に歓声が鳴り響く。
「「「わーーーーー!!!!」」」
みんな立ち上がって、盛り上がる。
私たち団長は手を繋いで、腕を高くあげた。
みんなの楽しそうな顔を見て、思わず笑顔になる。
みっくん先輩の方を見ると、先輩も笑顔だった。
私の視線に気づき、手を振ってくる。
両手がふさがってて手を振れない私は、
かわりにとびっきりの笑顔を見せた。

