「……し、したことあるよ…?」


恥ずかしい…!


「ひゅーひゅー♪」


朱里がおっきな声で冷やかし始めた。


「ちょ!朱里!!静かにしてよ!!」


「えーこんくらいいいじゃーん」


「ダメったらダメ」


ちぇっと舌打ちをする朱里。


舌打ちしたいの、私の方だから!


「2人っきりではヤることヤってんだ」


ハルが抹茶オレを飲みながら言った言葉に、


私はお茶を吹き出しそうになった。


「は、は、ハル!?!?」


や、ヤることって!!!


「安心安心♪」


「幸望ちゃんの恋バナ聞けてよかった~♪」


麻衣ちゃんと智ちゃんが笑顔でそう言った。


…私はよくないよ………