「いくぞー!!!」
「「「「おー!!!」」」」
手を上にあげて、みんなで叫ぶ。
その後の先輩たちの顔はすごくいきいきしていて、
まぶしいくらいの笑顔だった。
「それじゃあ、バンド名も決まったことだし♪」
「行きますか!」
「……待ちくたびれた」
「翔がなかなか頷かないからだろ!!」
「…どこに行くんですか?」
言い合いをしている3人の先輩に尋ねる。
慌てたように誤魔化す先輩たちとは逆に、
「んー…内緒♪」
唇に人差し指を当てて、イタズラっぽく笑うみっくん先輩。
思わず見とれていると、亮二先輩に腕を引っ張られて、
5人で走り出した────。

