いつも、みっくん先輩の言葉に救われる。
優しく微笑みながら、語りかけるように言う言葉。
私の気持ちを理解してくれてるみたい。
いっぱい考える私の頭をスッキリさせてくれる。
そうして、私に答えを与えてくれる。
みっくん先輩の言葉には、私を強くする、
歌おうって思える力がこめられているの。
「幸望ちゃん泣き虫」
奏多先輩に鼻をつままれる。
「泣いてたら本当に”幸望”って名前にするぞ」
「そ、それだけは」
「はい、じゃあ泣きやみましょ~」
亮二先輩に頭をぽんっとされる。
私はゆっくり呼吸をして、自分を落ち着かせた。

