「はぁー」


ため息をついた翔輝は、立ち上がって私の横に座った。


「だから、スカート短すぎ。

 露出度たけーんだよ、お前は。

 他の男がお前のことエロい目で見てたし…

 ムカつく」


私の肩が急に重くなる。


「しょ、翔輝……」


「何だよ。器小さいとか思ってんの?」


「お、思ってないけどさ」


そんな事で怒ってたんだ………


なんだか、意外。


ちょっと笑えてくる。


「おい、お前笑ってんだろ」


「わらってないよ~」


「うそつけ」


翔輝はそう言うと、私を顔を無理矢理自分の方に向けた。