相変わらずみなさんかっこいい。
そんな人達と話してる私はすっごく目立っているに違いない。
…なんか、すみませんって感じだよ……
「幸望ちゃん、行こっか」
みっくん先輩にそう言われ、うなづく。
私が周りを気にしてたのに、気づいてくれたのかな…?
って、そんなわけないよね。
「じゃあね~」
3人に見送られて学校を後にする。
「………」
2人になると、緊張してしゃべれない。
な、何を話せば……
「幸望ちゃん」
「は、はいぃ!!」
わぁ~変な声でたよ~!
「ぷっ。緊張してんの?」
「してますよー…」
「おもしろ」
声をあげて笑う先輩。
うぅ。
恥ずかしい……

