またこいつかよ…絶対昨日のことだよね。でも私は何も悪いことなんてしてない。
松原は私が目の前に来ると、そのまま何も言わずに廊下を歩き出し、階段を下る。
私も何も言わずについていく。
「言ったわよね、颯斗に手出すなって」
突然松原は立ち止まり、振り返らずに呟く。
言ったよ、言ったけど。言うこと聞いていられるほどの気持ちじゃないんだよ、私は。
「桜田先輩は…あなたのものじゃない」
松原は私が目の前に来ると、そのまま何も言わずに廊下を歩き出し、階段を下る。
私も何も言わずについていく。
「言ったわよね、颯斗に手出すなって」
突然松原は立ち止まり、振り返らずに呟く。
言ったよ、言ったけど。言うこと聞いていられるほどの気持ちじゃないんだよ、私は。
「桜田先輩は…あなたのものじゃない」

