「あら、あなたたち合うんじゃないのっ?いいじゃなーい、死の舞踏よね、この曲重奏の試験で使ったら?」 その2日後の重奏のレッスンでは、意外にも褒められた。 1週間前の今日は…、桜田先輩とペアなんて。どうなることやら、人生終わったみたいな心情だった。 なんとかなったってこと? 私たちは引き続き死の舞踏を練習することになった。