主任はそんな私達を不思議そうに見ていた。

やがて全ての作業が終わって職員室に戻る。
ダンボールが積んであったスペースがすっきりとする。

「二人ともありがとうねぇ、助かったわ!」

自分の荷物をまとめ、職員室の鍵を閉め、階段を下りて昇降口へ向かう主任。
私達2人も黙ったままついていった。…変な空気。