…
「風音ちゃん!こっちこっち!」
爽やかな笑顔で大きく手を振る彼の方へと私は駆け寄る。楽器を背負い、横にはボストンバッグが立っている。
「おはようございます!」
「おはよー!ほんとごめんね!こんな朝早くに遠いとこまで」
光貴君は両手を合わせて申し訳なさそうに言った。
今日は、私が伴奏を頼まれている光貴君の国際コンクール。
「風音ちゃん!こっちこっち!」
爽やかな笑顔で大きく手を振る彼の方へと私は駆け寄る。楽器を背負い、横にはボストンバッグが立っている。
「おはようございます!」
「おはよー!ほんとごめんね!こんな朝早くに遠いとこまで」
光貴君は両手を合わせて申し訳なさそうに言った。
今日は、私が伴奏を頼まれている光貴君の国際コンクール。

