「お邪魔します」

先輩の部屋に来るのは2度目。
相変わらずきたな…じゃなくて、物が多い。

私が来るとわかっているなら少しくらい掃除してもいいのでは…なんて、そんな人じゃないか。

前回もそうだったが、家の人も誰もいない様子だった。

「そういえば、先輩は兄弟とかいるんですか?」