「先輩、代金!」
私は財布から急いで千円札を出す。
が、…

ガン無視。
私を置いてスタスタ先に歩いてく。

「せ、先輩」

「あ。」
うわっ、
いきなり止まらないでよ。
ぶつかりそうになって私は急ブレーキ。
「な、なに…?」
「駅だよね」
「うん、近いですか?」