恵梨香「私は、三人といつも一緒に居た。
三人は私に告白してきてね、
断ったの。
好きではなかったから。
でも、ついてくるから、
一緒にいるうちに、
だんだん好きになってって、
付き人にもなったし。
それで、三人のなかでも、
…光が好きだったのよ。
卒業直前、告白したら、
断られた。
もう好きじゃないって。
美月ちゃんっていう子が
好きになったって。」
亜美「…」
何も言えなかった。
光君が喫茶店で
熱くなってたのは、
先輩に好かれていたから。
そして、一番初めに
美月ちゃんを好きになったから。
そのことを、
連君や葉君は知っていたのだろうか。