三人と先輩は、
以前私達に見せていた
顔で話していた。

美月「なんで?
なんでだろう。
私達のことなんか、

もうわすれたのかなぁ?

先輩に、綺麗な先輩に、
乗り換えたの…!?」

3人が、急に遠くに行ってしまった。
中学生のころの、憧れの存在に
戻ってしまった。
先輩の席に、私はいたはず…
それなのに…


亜美「美月ちゃん…」

美月ちゃんは、
楽しそうな先輩達を、
とても、とても切ない瞳で
みつめていた。