すると、葉君はうれしそうに
笑った。
葉君の飾らない黒髪と、
耳元のセクシーなピアスがとてもおちついた雰囲気で好きだ。




「どうする?今月のゴールデンウィーク
とかにしよっか?」

「亜美ちゃん、ナイスアイディア!」

「じゃあ、ゴールデンウィーク、遊園地なんてどう?」
光君が提案した。

「いいな。ハニーランドとか?」
葉君、いい遊園地知ってるじゃん!

あたしの一声で話し合いは幕を閉じた。

「じゃ、決定‼」