学校着いた。


あたしが階段をのぼっていたら、たくさん人がいて、ジロジロみられた。


「なんなんだろう?」

服とかおかしい?


私は挙動不審に自分を確かめる。



「美月ちゃん!ちょっと来て!」

そんな視線の中、亜美ちゃんが私の手を引く。

「どうしたの?」

「どちらかといえば、いいニュースよ!」

「どちらかといえば?」

よくないのもちょっとはいってるじゃん!



「美月ちゃん!
あなたが三人の付き人に
選ばれたの!!」



「付き人〜!?」



三人の扱いが芸能人と化している!