「今日はどこいこっか?」
蓮君が切り出す。

「俺は服みたいなー」
光君がお洒落な格好で言う。

「じゃあ、そこのショッピングモールとかは?」
亜美ちゃんが言った。

「いいね、じゃあそこにしよう。」
蓮君がみんなを案内する。

「二人とも可愛いね、
こんなに可愛い子がいたなんて気づかなかった。」
光君が爽やかな笑顔で言う。
茶髪のさらさらな髪が、
その王子的な雰囲気をさらに引き立てる。

「ありがと!」
亜美ちゃんは軽く返事してるけど、
私はドキドキしちゃって光君の綺麗な顔を見られない。

「ありがと…う?」


三人が私の反応をおもしろがってみていた。

「そんじゃ、くじで2/3にわかれて
行動するよ!」

亜美ちゃんがつくって来たらしい
王様ゲームのような割り箸くじを
みんなで引いた。

あたし、連君

亜美ちゃん、光君、葉君

という結果になった。