愛菜「待って、光くん!」

ツンッ

え?

今、なんかに躓いた?

愛菜「きゃっ」

転ける……そう思ったけど、体に痛みは感じない。

転けたはずなのに痛くないなんて可笑しいよね?

目を開けてみると、光くんが私の体を支えてくれてた。

つまり、周りから見たら抱きついてるように見える。