【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~


定員「こちらへどうぞ」

私と光くんは定員の後ろに着いていく。

「あの人、光くんに似てない?」

ある他の客の席を通ったときにそんな言葉が聞こえてきた。

「えー?似てるけど、こんなところにいる訳ないよー(笑)」

あ、危なかった。

こんなところでバレたら大騒ぎになっちゃうよ。

ハラハラドキドキしながら、定員に案内された席についた。

定員「ごゆっくり」

定員は光くんを見ながら、去っていった。