【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~


けど、僕は焦って愛菜にダメ元で告白をした。

案の体、愛菜はまだ自分の気持ちに気付いてなくて、僕の返事をOKしてくれた。

「はい、ここまで。復習しておくように。それと日直はノートを集めて職員室に持って来るよう に」

はっ

僕は先生の声で我に返った。

思い出に浸ってたよ。

てか、日直って愛菜じゃん。

由衣「待ってるから、ゆっくりで良いよ」

冷静に言うけど、内心すごく緊張している。

僕はそれだけ愛菜に告げると、空き教室へ向かう。