私が油断なんてしてなければ…‥。 春菜「愛菜のせいじゃないよ」 私の顔が暗かったのか春菜がそう言ってくれる。 春菜のおかげで少し‥‥少しだけ気が楽になる。 愛菜「…春ちゃんの病室は…?」 ここの部屋には私と春菜しかいない。 春菜「春斗くんはここの廊下の一番奥の部屋にいるよ。…けど今は行かない方が…って愛菜っ!」 私は場所を聞いた途端にベッドから降りて春ちゃんの病室に向かった。